我が子が仕上げ歯磨きを嫌がる。でもやらないと虫歯になってしまう、どうしたらいいの?
…と、悩む親御さんに何人も出会いました。
そこで、少しでもお力になれるようにいくつか「嫌がる理由」と「解決方法」を提案していきます!
子供たちは、年齢が低ければ低いほど仕上げ磨きを嫌な「明確な理由」まで言葉にして伝えてこないことが多いです。単純に本人たちは「嫌がる」だけで私たちには理解できないず悩んでしまう事が多いように感じます。
子供を何人も現行で担当しているので、気づいたことも紹介していきます。
仕上げ磨きを嫌がる理由6選
お仕事で子供を担当していることから、どうして仕上げ磨きを嫌がるのか気付いたことを紹介していきますね。
仕上げ磨きの力が強くて痛いのかもしれない
仕上げ磨きの力、みなさんどうですか?
「一生懸命磨かなきゃ!」「今のうちにシャシャッと磨いてしまおう!」そう思って歯ブラシに力が入りすぎていないでしょうか?
歯ブラシの毛先が歯茎に当たると痛い
歯ブラシの毛先が歯茎に強く当たると痛いです。
わたしの担当している1〜3歳くらいの子供たちの中には、定期検診の途中に「ママ、歯磨き痛い〜」って教えてくれる子もいます。
逆に、わたしの磨く力でさえ(適切な圧を意識してるつもりですが)敏感に痛がったり、くすぐったいという子もいました。
初めてした仕上げ磨きが痛かったから、仕上げ磨き=痛い!となっているかも知れません。
歯磨き粉の味が嫌なのかもしれない
歯磨き粉の味が嫌な場合もあります。
うがいができないうちは歯磨き粉を付けなくてもいいのですが、うがいしなくてもいいフッ素配合のジェルなどの味が嫌いだったりする子もいます。
それが「歯磨きするとジェルを付けられる!」と思って嫌がってる原因なのかも知れません。
歯ブラシが気に入らないのかもしれない
歯ブラシを気に入っていない場合もありました。
色にこだわりが強い子がいたり、この絵がついてる歯ブラシじゃないと嫌な子がいたり。
ピンクの歯ブラシは絶対に嫌!なのに、同じ歯ブラシの青いのを持っていたらスンっと磨き始めたり。
こんな些細な事で仕上げ磨きをさせてくれたり、させてくれなくなったりするので驚きますよね。私も驚いてますよ。
眠いのかもしれない
これは単純に眠いだけで機嫌が悪い場合です。
このパターン、一番厄介かも知れません。寝る前の仕上げ磨きのタイミングだと眠くなっている可能性が高いです。
私も寝る前に子供に仕上げ磨きするのですが、限界が近づいてると嫌々していました。
仕上げ磨きできるタイミングを変えてみるといいかも知れません。
それか、寝てから磨く方法もありますので起こさないように試してみてください。
歯磨きが楽しくないから嫌がるのかもしれない
歯磨きに対してなんらかの嫌なイメージがあったりすると、ずっと嫌がります。
どこか検診に行った時の歯磨きが怖かった思い出があったり、口を見せたり開いたりした時よくないイメージがあると、ずっと仕上げ磨きをさせてくれなくなったりします。
その時は時間をかけてゆっくり歯磨きが怖い事じゃないことを伝えていきましょう。
楽しく歯磨きをする音楽をかけたり、一緒に歯磨きをして見せたりするのもいいと思いますよ。
歯磨きしたくない訳じゃなくて、唇が閉じようとする反射が強いのかも知れない
たまに唇の閉じる反射が強い子もいます。本人の意思に関係なく、唇を開けようとすると閉じちゃうんです。
グググっと閉じてきちゃって、仕上げ磨きする方も大変だと思います。
これは本人の意思ではない事が多いので、唇を優しく摘んで引っ張って磨いてあげましょう。
おすすめの歯ブラシ
仕上げ磨きしてると、噛まれてすぐ毛先がボサボサになりますよね。
小さいうちは自分でしっかりと磨くことができないので、仕上げ磨きが1番大切になります。
歯ブラシのよく言われるオススメの交換頻度は「1ヶ月に1回」ですが、子供の場合は「毛先が広がったら」すぐ交換していきましょう。
かなりの消耗品なので、まとめてストックすることをオススメします!
最後に私の気持ち
仕上げ磨きする時間って、なかなか時間取れなかったり、自分自身も疲れてると磨けないこともありますよね。磨けるときにしっかり仕上げできるといいですが、子育ては大変の一言でまとめてはいけないくらい忙しいものです。
いつも仕上げしてくれるお母さん、お父さん、祖父母のみなさん、ありがとうございますと思ってます!
では、今回の記事が参考になれば嬉しいです。