今も日本のバラエティで大活躍されているデヴィ夫人。歳を忘れさせてしまうほどアクティブで、何でも挑戦する姿に憧れてしまいますよね。
今回の本は、
- 男に選ばれる女になりたい!
- 男に求められる女になりたい!
- 幸せな恋愛をしたい!
- もっと恋をしたい!
そんな風に悩んでいる方にピッタリの本になっています!
デヴィ夫人は名前に「夫人」の肩書があるように、インドネシアのスカルノ大統領とご結婚されています。
…どうせお金持ちのお嬢様だったんでしょ?
なんて思われがちですが、実は戦時中に誕生し貧しい過去を経験しています。なぜそんな彼女が日本人で唯一大統領と結婚できたのか?
そこには彼女の他ならぬ努力と行動力が桁違いだったからです。では、この本の名言やデヴィ夫人の考え方など紹介して行きたいと思います。
2分でわかるデヴィ夫人の激動の人生【まとめ】
1940年(昭和15年)2月6日、戦時中の東京で【根本七保子】として誕生しました。勘違いされがちですがデヴィ夫人はハーフではありません。家族構成は父・母・弟がいたようです。
小学校に入るとお金持ちの子とそうではない自分との貧富の差に衝撃を受け悔しい思いをします。中学校では学力テストはいつもトップ。しかし貧乏だった家計を助けたく卒業後は就職します。働きながら、家のためにお金を稼ぎ、英語や花嫁修行に花道・茶道・日舞など習得に励んで行きます。
19歳になり、人生を変える急展開が起こります。知人の紹介で大統領と出会い、その後大統領からインドネシアに招待され、プロポーズされます。(この時にラトナ・サリ・デヴィ・スカルノに変わります。)
順風満帆かと思っていた矢先、日本に残してしまった母と弟を亡くしてしまいます。父は戦時中に亡くなっています。
しかし、後悔と悲しみを乗り越えて行き、大統領の妻としてベストを尽くしインドネシア語も完璧に習得。身を粉にして率先して活動していきます。
結婚してからは一生懸命パートナーとして役目を果たして行ったんだね〜
その後、日本で娘のカリナを出産するが、情勢が悪化してインドネシアに帰りたくても帰れない日々が続きます。1年後、夫は大統領の地位を剥奪され体調を崩し亡くなってしまいます。インドネシアに久しぶりに帰れると、遺品・現金・思い出のものは全て失ってしまいました。
インドネシアで財産を没収された為フランスで再び仕事に就き、娘を育てるために働きます。
60歳を機に日本に戻った後は、タレントとしてテレビに出演するようになります。様々なことに挑戦していく今のデヴィ夫人になります。
名言、参考にしたい言葉【1部紹介】
大富豪を射止めるのは普通の女 P72~
選ばれる女ってどうやるの〜!大富豪と結婚して玉の輿♡
誰だって好きだった相手が大富豪で、さらに結婚できたならラッキー!なんて思ってしまいます…
しかし!そんなデヴィ夫人の知っている大富豪を射止めてきた奥様達はみんな「普通の女」である!とデヴィ夫人はおっしゃっています。
彼女たちの職業は「有名モデル」でも「大女優」でもない。
では、どうやって射止めたのか…??
それは…
男性が弱っている時に優してくれた女性である
- 病気になった時に親切にしてくれた人
- 頻繁にお見舞い・心配してくれた人
- 辛い時に優しく側にいて応援してくれた人
だったようです。
どうやら彼女たちはみんな男性から見て天使に見えたようですね。
モテるのは美人より女っぽい女 P92~
美しさより大切なのは「女らしさ」
デヴィ夫人の婚活論より
確かに美しいだけで、中身がロボットみたいな女性だったら『ずっと一緒に居たい』とも『楽しい』とも思えないですよね。
この人を守ってあげたいと思われる女性
デヴィ夫人はパリの社交界では「デヴィは触れたら壊れてしまう」なんて、思われていたようです。それくらい撤したってことです。
逆に言うと、女の強さはなるべく見せないようにする事。
- 収入があるから何でも買える!
- 時間は全て自分のもの!
以上のようなことを見せすぎてしまうと「あ、この人は俺が居なくても大丈夫なんだな」と思われてしまうようです。全員がこのような男性ではないかもしれませんが、一理あります!
稼ぐ女にとったら辛い事実だな
稼いでることは秘密♡
女の価値を落とすブランドバック P128~
デヴィ夫人が心がけていることは、
自分に合うもの・自分を引き立たせてくれるものを身につけること!
若い女性がブランドバックを身につけるのと、熟年の女性が身につけるのでは意味が違くなってくるようです。
- 男性の生涯のパートナーから候補として除外されやすい
- 自分の稼ぎでは養えないかもと思われる
- パパ活してるのかも
- 特別な日は高価なプレゼントを望まれるかも
全ての男性がそうではなくとも、こう思われる可能性があると言うこと…お洒落したはずなのに、こう思われていたら本末転倒ですね;;
大切なのは【自分に似合う好きな洋服を着ること】
ブランドバックにお金をかけるくらいなら、様々な洋服にチャレンジして見ましょう!
大好きな年収200万円の男と好きでもない年収1億円の男、どちらと結婚するべき? P142~
デヴィ夫人は、堂々と「愛はお金で買える派」です。
理由としては
人間は満たされていると不平不満がなくなり、相手のことを感謝し敬うことができる
デヴィ夫人の婚活論より
「愛はお金では買えない!!」と純粋に思っていた若い頃もあったようですが、人生の経験値が増えるごとにそうではないかもしれないと気づいていったみたいです。
綺麗事は一切なしだね
お金が全てじゃないけど、物質豊富な今の時代はお金で解決できるとこが多いのも事実…
試しに年収1億円の男性を手放して、年収200万の男性と一緒になっても最初に手放した男性はすぐに他の女性に取られてしまうでしょう。
ところが、年収200万の男性を手放しても誰も取りにこない。
虚しい現実だけど、その通り…
- 尊敬
- 信頼
- 思いやり
生活を支えるために頑張って働いてくれることに尊敬し、家にいない時間も相手を信頼し、帰ってきたら優しく接することが大切だと語られています。
大切なのは生活のベースが安定していることであり、お金のことは避けて通れない話ですね。
今回は年収1億円の男性で例えていますが、そんな男性に選ばれる女性もまたそれなりのレベルであることを忘れてはいけません;
終わりに
デヴィ夫人は「自分に主導権がない恋は1度も経験がない」とのこと。めちゃくちゃかっこいいです…
現代のメンヘラとは逆の強い女性だっとことがうかがえます(笑)
他にもたくさんの恋愛においての経験から基づいたアドバイスが書かれています。今回は1部をご紹介しました。
ぜひ手にとって、自分の恋愛観を見直しながら読んでみてはいかがでしょうか?^^
素敵な恋愛ができますように!
キライ